今日は良いお天気でした。
6月といえば梅雨。
まだ梅雨入りしていませんが、ちょっと憂鬱な気分になりがちです。
でも梅雨も暦の上ではなくてはならない季節ですね。
良い雨を降らして、良い夏を迎えたいものです。。。

大鳥居をくぐってすぐ右手に 新しく手水鉢を設けました。
実は・・・。。。

大変貴重な手水鉢で、元禄15年正月十日(十日えびすのお祭りの日ですね)に奉献されたものです。
正直屋八左右衛門、瓜屋九左右衛門のお名前が奉献者として刻まれています。

震災前(平成7年以前)に旧社務所の中庭にあったようですが、
震災後の復旧復興工事、そして一昨年からの本殿御造営、大鳥居建立などなど
整備をしていくなかで、いくつか手水鉢もあり、どれがなに不明になっておりまして。。。
当社に残る数少ない文化財として此度ようやく、もとの役割に戻すことが出来ました。
ホッっとしています。

神社境内西側の街路樹は町名縁の「柳」が植えられています。
300年前の「手水鉢」で手を清めて、元禄時代にタイムスリップ!
そして街路樹の「柳」、風情を感じて・・・ とても心が和みます。
そんな気分でお参りするのもいいものですよ〜。